関節リウマチとは？

関節リウマチは、免疫系の異常によって引き起こされる慢性的な炎症性関節病です。体の免疫システムが誤って関節の健康な組織を攻撃し、炎症、痛み、腫れを引き起こします。
炎症は関節に限らず、体の他の部分にも影響を及ぼすことがあります。関節リウマチは進行性の病気で、適切な治療が行われない場合、関節の変形や機能障害を引き起こす可能性があります。

こんな症状はありませんか？

• 関節の痛みと腫れ
• 関節の朝のこわばり
• 複数の関節の炎症
• 関節の赤みや熱感
• 持続的な疲労感
• 体重減少や発熱
• 関節の変形や機能障害
• 手や足の小関節に影響が現れやすい

など

関節リウマチの原因

関節リウマチは、正確な原因が完全には解明されていない自己免疫疾患で、複数の要因が関与していると考えられています。主な要因は以下の通りです。

遺伝的要因

特定の遺伝子が関節リウマチのリスクを高めると考えられています。家族歴がある場合、リウマチを発症するリスクが高まる可能性があります。

環境的要因

喫煙や大気汚染、特定の感染症などの環境的要因が、関節リウマチの発症に影響を与えるとされています。

ホルモン

女性が男性よりも関節リウマチを発症する可能性が高いことから、ホルモンの影響が指摘されています。特に妊娠や閉経期に発症するケースが多いことが知られています。

免疫系の異常

免疫系が健康な組織を異物と誤認し攻撃することが、関節リウマチの根本的な原因となります。この過剰な免疫反応が何によって引き起こされるかは、現在も明らかにはなっていません。

関節リウマチへの取り組み

伊丹市のひで整形外科内科クリニックでは、関節リウマチの初期診断と基本的な治療を行っております。しかし、関節リウマチは専門的な治療が必要な場合が多いため、より高度な治療が必要な患者様には、専門機関や基幹病院をご紹介しております。
患者様のQOL（生活の質）向上のために、必要とされる専門的な検査・治療へお繋ぎいたします。