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皮膚・皮下組織損傷とは?
皮膚・皮下組織損傷は、皮膚やその下の軟部組織で生じた各種損傷のことです。擦り傷、切り傷、打撲、熱傷、挫傷などがこれにあたり、外部からの物理的な力によって引き起こされることが多いです。
皮膚は体を外部から保護する重要な役割を担っており、皮膚や皮下組織が損傷を受けると、感染のリスクが増加したり、他の健康上の問題が生じる可能性があります。伊丹市のひで整形外科内科クリニックでは、これらの損傷に対して適切な診断と治療を行います。
こんな症状はありませんか?
- 皮膚の擦り傷や切り傷
- 打撲による青あざや腫れ
- 痛みや発赤
- 熱傷による赤みや水ぶくれ
- 挫傷による皮下の圧痛
- 切り傷や擦り傷からの出血
- 感染による膿や熱感
- 傷跡の色素沈着や肥厚
など
皮膚・皮下組織損傷の原因
皮膚および皮下組織損傷は、下記のような多様な原因により引き起こされます。
衝撃や圧迫
転倒、交通事故、スポーツ中の怪我など、外力による直接的な衝撃・圧迫によって損傷が引き起こされます。
切創や擦過傷
鋭利な刃物によって切り傷、またアスファルトなどに擦れることによって擦り傷などが生じます。
熱傷や凍傷
火傷や凍傷、腐食性の化学物質による接触が原因で皮膚に損傷が生じる場合があります
昆虫の刺咬または動物の咬傷
昆虫の刺咬や動物による咬傷が、皮膚損傷や感染を引き起こすことがあります。
摩擦による損傷
皮膚が繰り返し摩擦されることで、炎症や擦過傷が生じることがあります。
皮膚・皮下組織損傷の検査方法
診察を通じて損傷の範囲、深さ、種類(切創、擦過傷、熱傷など)を確認します。また症状や損傷の種類に応じて、画像診断を実施します。画像検査としてレントゲン検査が行われる場合があり、これにより骨折や関節への影響を評価します。感染の兆候がある場合には、さらに詳細な診断のために細菌培養や組織検査を行うこともあります。
皮膚・皮下組織損傷の治療方法
初期の治療では、損傷部位を清潔に保ち、必要に応じて抗生物質や鎮痛薬を使用します。軽度の擦り傷や切り傷の場合は、清潔な包帯やガーゼで傷を覆うことが一般的です。傷が深い場合や縫合が必要な場合には、外科的な処置を行うこともあります。
熱傷の場合、損傷の程度に応じて冷却や専用のクリーム・軟膏が使用されます。また挫傷や打撲の場合には、冷却と圧迫で腫れを抑えることが効果的です。感染の兆候がある場合には、抗生物質の投与、損傷部位の定期的な洗浄などを行います。
個々の患者様の状態に応じて、損傷部位の適切な治療と管理を行い、回復をはかります。